フレークライニングとは、液状の樹脂に鱗片状のガラスフレークを混ぜたものでコーティングする施工法です。
フレークライニングの層には、ガラスフレークが何層も水平に重なるため、水蒸気浸透率が小さくなる効果があり、薬液などの浸透を防止します。
よって、コーティングする材料の性能が左右され、蒸気浸透率や硬化時の収縮率、熱膨張係数、機械での成功性が重要なポイントとなります。
とくに、弊社のコーティング材の特長は、プライマーからトップコートまで同部材でコーティングができることです。
このことにより、施工性が向上し、高品質が保たれます。
当社は、ガラスフレーク社のガラスフレークを配合しています。
ガラスフレーク社が開発した独自製法で、1.5ミクロンから3ミクロンの超薄厚の均一でばらつきの非常に少ない、また不純物の含まれない高品質 耐蝕性グラスフレークを供給しています。
つまり、より薄く、均一で不純物を含まない高品質フレークが適量配合されたコーティング材ほど耐蝕性能が優れたコーティング材となります。
弊社のコーティング材は、グラスフレークを重量比で30%(体積比70%)樹脂に混合し、浸透経路を極端に長く形成しているため、より小さな蒸気浸透率のコーティング材となっています。
製品名 | 水蒸気浸透率(パームインチ) |
---|---|
ポリグラスVEF | 0.0000215 |
エポキシ樹脂 | 0.0153 |
タールエポキシ | 0.004 |
ポリエステル樹脂 | 0.0154 |
ポリウレタン樹脂 | 0.0147 |
FRP | 0.0078 |
ポンプ、弁、管、インペラーなどへ使用される
抵抗力は樹脂というよりガラスに近い
熱膨張や収縮の差異によって生じる剥がれ等の問題がない
金属と同等の機械加工性があり、高い精度で仕上げることができる
ポリグラスVEFは、火力発電プラント、化学プラント、精錬プラントなどの高温、高濃度酸性環境下で使用できる樹脂ライニング材です。
ガラスライニング、フッ素樹脂ライニングに代わるコストパフォーマンスに優れた防食材です。
錆面許容タイプのコーティング材料です。
煩わしいコーティング前の下地処理を最小限度にすることができ、金属面の浮き錆と油分を除去するだけでコーティングができます。ブラスティングできない場所で有効で、大幅に時間とコストが削減できます。
素早いコーティングアプリケーションと素早いサービス復帰が要求される厳しい腐食環境にZIPCOATは最適です。
コーティング施工による設備の停止期間が短期間で済みます。
高い耐蝕性能を長期維持するため設備のライフサイクルコスト削減の経済効果が大きい。
TEL 0794-86-7151
営業時間/8:30-17:30(土日祝除く)